【医師より】
インフルエンザは減少していますが、ウイルス性胃腸炎はまだ流行しています。これからRSウイルスなども流行する時期になりますので注意が必要です。 |
【看護師より】 もうすぐ新学期が始まりますね。
4月から入園・入学・進級を控えているお子さんは、新たな集団生活が始まる前に必要な予防接種を済ませ、感染症対策をとることが大切です。
国や自治体が接種することを強く勧めている定期接種のワクチンは、対象年齢や接種する期間が定められています。期間内であれば無料で接種できますが、期間を過ぎると有料となります。
今回は注意したいワクチンの接種期間についてお知らせします。
【3月31日が期限のワクチン】
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麻疹・風疹(MRワクチン)の2期 |
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まだ受けていない年長さんは3月中に接種するようにしましょう。 |
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子宮頸がん(HPVワクチン)のキャッチアップ |
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免疫をしっかりつける為に15歳以上の人は3回の接種が必要です。キャッチアップの接種期間は2025年3月31日までですが、特例措置として1回でも受けている人は残りの回数を2026年3月31日まで定期接種(無料)で受けられます。
下記の人でまだ一度も受けていない人は是非3月中に接種を始めましょう。 |
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〇 |
キャッチアップ対象者 (1997年〜2007年度生まれの女性)
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〇 |
定期接種対象者のうち現在高校1年生の女性(2008年度生まれ) |
【誕生日の前日が期限のワクチン】
1歳の誕生日の前日まで |
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B型肝炎ワクチンの3回目 |
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BCG(結核ワクチン) |
2歳の誕生日の前日まで |
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麻疹・風疹(MRワクチン)1期 |
3歳の誕生日の前日まで |
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水痘の2回目 |
13歳の誕生日の前日まで |
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日本脳炎の2期 |
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2種混合(DTワクチン)の2期 |
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お子さんの誕生日が近づいたら忘れているワクチンがないか母子手帳で確認しましょう。 |
【春に接種しておきたいワクチン】
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日本脳炎の1期 |
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11か月のお子さんで発症した事例があります。
蚊が日本脳炎ウイルスを媒介するため、蚊が出始めるまでに免疫がつくよう生後6か月を過ぎたら接種を始めましょう。
(3回の接種が必要です)
接種期間:生後6か月〜90か月(7.5歳) |
定期接種になっているワクチンの病気は感染すると重症化しやすく周囲にも広がりやすいものです。
定期接種(無料)で受けられる期間に接種するようにし、病気を予防していきましょう。
自費の場合の当院のワクチン料金(1回分)
MR:8800円、水痘:7700円、DT:3500円
日本脳炎・BCG:5500円
B型肝炎:5500円(10歳以上は6500円)
HPVワクチン(9価):25000円 |
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【受付より】4月から診察が一部変更します。
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現在 |
変更後 |
火曜PM |
森 |
木下 |
水曜PM |
木下 |
森 |
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【今月の土曜日午後担当医師】
3月1日・15日・29日 木下
3月8日・22日 森 |