もり小児科院内便り みどりまちキッズ
【医師より】
インフルエンザA型の流行が始まりました。マイコプラズマ感染症もまだ流行中です。
【病児保育室みどりキッズより】
寒さが身にしみる季節となり、今年もあとわずかとなりました。みなさんにとって今年はどのような一年間だったでしょうか。

年末年始にお休みがたくさんあるご家庭もあるかと思います。
忙しい時期ではありますが、空いた時間でお子さんに絵本を読んであげるのはいかがでしょうか。
絵本の読み聞かせには様々な良い効果があるといわれています。
◎絵本の読み聞かせで得られる効果
   〇想像力をはぐくむ
   〇語彙力が増える
   〇集中力が上がる
   〇親子のコミュニケーションがとれる
など子どもたちの心や体の成長につながることがたくさんあるようです。
ただ読むだけではなく、読み聞かせ方のポイントもあります。

◎絵本の読み聞かせ方のポイント
   〇子どもの目線に合わせて本を持つ
   〇ゆっくりはっきり読む
   〇抑揚をつけすぎないほうが良い
   〇表紙から裏表紙まで読む
子どもが絵本の世界に入り込めるように、抑揚を付け過ぎず、淡々と読んでも良いようです。
また、本は表紙から裏表紙までで1冊の絵本なので、題名から読み、最後におしまい、と言いながら裏表紙まで見せてあげると話がきちんと完結するようになっているそうです。

病児保育室でも人気の絵本をご紹介します。
いないいないばあ「いないいないばあ」
0歳の赤ちゃんから楽しめる絵本です。
以前8か月の赤ちゃんに読んだところ目を輝かせて集中して見てくれていました。
だるまさん「だるまちゃんシリーズ」
これも0歳の赤ちゃんから2歳くらいの子どもたちに人気の絵本です。
はらぺこあおむし「はらぺこあおむし」
歌を覚えていて歌ってくれる子も多く、泣いている子がこの絵本で泣き止むこともあります。
めっきらもっきらどおんどん「めっきらもっきらどおんどん」
4歳くらいの子どもさんに人気がある絵本です。
読んでいるうちに子どもたちが物語の世界にどんどん引き込まれていくのを感じるお話です。
最後に、読み聞かせで最も大事なことは、何より読んでいる大人がその本を楽しむことだと思います。
夜寝る前の5分間でも良いので、ぜひお子さんと絵本の世界を楽しんでみてくださいね。
トナカイとサンタクロース【受付より】
12月6日(金)木下医師は終日不在です。
12月30日の午後〜1月5日までお休みします。

【今月の土曜日午後担当医師】
12月7日・21日 森  
12月14日・28日 木下