【医師より】
お盆明けから新型コロナウイルス感染症が増加しています。RSウイルス感染症とヘルパンギーナなどの夏かぜは少なくなりました。 |
【看護師より】
今年の夏は猛暑となり9月に入っても残暑の厳しい日が続いています。この夏はお風呂に入りづらく、シャワーで済ませていた人も多いのではないでしょうか?このお風呂、実はシャワーでは得られない多くの効果があります。
お風呂の効果
◇温熱作用(体が温まること)⇒血行促進・ストレスの緩和・免疫細胞の活性化
◇浮力作用⇒リラックス効果
◇水圧作用⇒むくみの緩和
また、親子で一緒に入るお風呂では、子どもは体の洗い方や入浴のマナーを学んだり、親は子どもの成長や健康状態を確認することができます。さらには数字の数え方や九九を覚えたり、その日の出来事や悩みを聞いたり等、コミュニケーションの場にもなります。
効果的なお風呂の入り方
◇お湯の温度は大人がぬるめと感じるくらいの温度(37〜39度)で15分程度が良いようです。そうすることで心臓や血管に負担をかけずに血行をよくすることができます。
◇お風呂に入るタイミングは、就寝時間前の1時間半〜2時間以内にすると早く寝付けるというデータがあります。これは、この時間に体温が程よく下がり良い睡眠につながるためです。
※ただし、就寝直前の入浴は体温が上がって眠れなくなりますのでご注意ください。
続く暑さで疲れやすいこの時期にこそ、お風呂に入って元気に過ごしましょう。
子どものお風呂に関する気になる疑問
◇体調が悪い時のお風呂はどうしたらいいの?
高熱やぐったりしているときは控えましょう。
機嫌が良く元気があるときは、さっとシャワーで汗を流してあげましょう。
◇あかちゃんとの温泉は大丈夫?
大人と同じ浴槽に入れるようになってから可能と考えられますが、衛生面上、家族のみで新しいお湯を利用する家族風呂の温泉が安心です。
泉質は「単純温泉」が無色透明無臭で含まれる成分が薄く刺激が少ないのであかちゃんには優しいです。硫黄泉、酸性泉、炭酸水素塩泉は刺激が強いため避けた方がいいでしょう。温泉は温度が高い所もあるため、泉質も含め温泉施設にあかちゃんの入浴が可能か問い合わせると安心です。温泉に入る際は、床が滑りやすいので抱っこをするときは注意しましょう。
◇親子での入浴はいつまでいいの?
決まりはありません。子どもが自ら「一人で入浴したい」と思うようになるまでは良いと思います。ただ、子どもが希望しなくても二次性徴の兆しがある場合は、親子で相談しながら別にする時期を検討すると良いでしょう。ちなみに公衆浴場においては、厚生労働省が定めている「衛生等管理要領」で「概ね7歳以上の男女を混浴させない」となっています。 |
【受付より】
10月よりコロナワクチンの追加接種が再開します。詳細が決まりましたらDrキューブにてお知らせしますのでご確認ください。 |
【今月の土曜日午後担当医師】
9月2日・9日 森
9月16日・30日 木下
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