もり小児科院内便り みどりまちキッズ
【医師より】
新型コロナウイルス感染症対策により、こどもの感染症も予防されている状態が持続しています。10月から始まるインフルエンザワクチン接種も忘れずに接種しましょう。
【看護師より】
今年は新型コロナウイルスの流行により、家族が揃って家で過ごす事が多くなりました。外出自粛中はもちろん、現在も今まで当たり前だった事ができず、毎日大変だと思います。親子ともストレスが溜まっていませんか?イライラする事も多いかもしれませんね。

ところで子どもが思った通りに行動してくれず、イライラして子どもを怒鳴ったり、叩いたり、無視したりすることはありませんか?「子どものしつけのため」と思われるかもしれませんね。勿論「しつけ」は大事です。何でも子どもの思い通りにする事は、子どもの為になりません。それでは「しつけ」はなぜ必要なのでしょう?

「しつけ」は、自立及び自律した生活を送る為に身に付けなければならない作法や礼儀、社会のルールを教える事ではないでしょうか。
場面にあった行動ができるようになる為に必要だと思います。どうすればよいかを具体的に言葉で伝える事も必要ですが、場合によっては親が見本を示す等の子どもの成長や個性に合わせて理解できる方法で伝える事が大切です。

親が「しつけ」と思っても、子どもが身体に何らかの苦痛や不快を感じる場合は、今年4月から児童福祉法等の改正で許されないとされている体罰にあたってしまうかもしれません。仮に暴力や暴力的な言動により子どもの行動が変わったとしても、それは恐怖心によって行動した姿であり、自分で考えて行動した姿ではありません。さらに親の行為により子どもが他人に対して問題解決をする際に同じように振舞ってよいと学んでしまう事もあります。

まずは、しつけの為の暴力や暴言等は許されないという認識を持ちましょう。そうすれば、思わず怒鳴ったり叩いてしまった場合も、しつけの為だと肯定せず反省することで、その後の子どもへの対応が違ってくるのではないでしょうか。もし体調の悪さや忙しさ、孤独感でストレスが溜まり一人で解決が難しい場合は、身近な人に相談する、市の相談窓口や保健センターに相談する、民間の支援を利用する等、勇気をもってSOSを出してみましょう。

新型コロナウイルスが終息するまで、この先しばらくは家族で過ごす時間が増えそうです。子ども達の健やかな成長、発達の為に保護者だけでなく、周囲も協力し応援していける社会にしたいですね。

子どもとの関わりの具体的な工夫のポイントについては10月号で紹介したいと思います。
※厚生労働省の「体罰によらない子育てのために
〜みんなで育児を支える社会に〜」を参考にしています。
【受付より】
9月21日(敬老の日)は当番医です。
【今月の土曜日午後担当医師】
9月5日・19日 森
9月12日・26日 木下
【病時保育室みどりキッズより】
お盆休み明け、子ども達に「休みは何したの?」と聞くと「花火!下で光ってね、爆発したんよ!」と目をキラキラ輝かせて教えてくれました。今年は新型コロナウイルスが流行している為花火大会やお祭り等なくなったけれど子ども達にとっては家族と一緒に過ごせた事が何よりの思い出になるのだと気付く事が出来ました。