もり小児科院内便り みどりまちキッズ
【今はやっている病気】
8月の初旬から少し増加傾向であったRSウイルス感染症が、9月になってから急増しています。RSウイルスは鼻汁や咳や発熱などのいわゆるかぜの原因ウイルスの一種です。特に乳幼児、気管支喘息、心臓病などの基礎疾患がある患者さんでは、重症化して入院が必要になることもありますので注意が必要です。
【看護師より】
今月は幼児後期の子どもの発達課題について紹介します。(乳児期、幼児前期の発達課題は、もり小児科ホームページからご覧頂けます)

幼児後期(4〜6歳)の発達課題
行動規範の習得(善悪判断の習得)
「ほめて育てよ」とよく耳にしますが、もちろんほめる事は大切です。 良い行動をほめる事により良い行動が学習されていきます。ただ必要な時には適切に「叱る」ことも大切です。また「叱る」ときには命に関わる状況では毅然とした態度で叱り、失敗した時は責任を取らせるような叱り方をしましょう。どちらの場合も同じ様な叱り方をすると子どもの心に「命も軽い失敗も同じ」という感覚が生じてしまいます。親が状況に応じて叱り方を変える事で、子どもの心の中に行動の基準が生まれてきます。そして叱る時はわざとらしく怒った顔をせず、ポーカーフェイスで注意しましょう。(変な顔をつくって叱ると、その顔が見たいためにわざとまた悪さをする事があります)また叱った後で子どもが謝ってきたり、反省したり、責任を果たした場合には、十分に褒めて許す事も大切です。

役割行動の学習(ごっこ遊びやお手伝い)
役割行動の学習とはその場に応じた行動がとれるようになる為の学習です。この時期の子供達は、「ごっこ遊び」や「お手伝い」を通してこの役割行動を学んで行きます。自分の役割に相手が何を求めているかを正しく認識し、行動する事を学ぶことで、相手によって言葉使い、態度、振る舞いを変える事ができるようになります。特に家庭内でのお手伝いをする事は、「居場所の確保」にもつながります。お手伝いは、子どもが家族の一員として、毎日やらなければならない仕事であり、家族の役に立つものでなければなりません。それにより、子どもの心の中に家族の役に立っているという意識が生まれ、家族の一員としての意識も芽生えてきます。家庭の中でお手伝いによる居場所の確保ができた子どもは、その後の発達段階でストレスを感じ、辛くなっても家庭に帰ると自分は必要とされているという実感があり、そのストレスを乗り越えていけると考えられます。
※参考文献 「臨床家族心理学」秋山邦久著
【受付より】
10/1からインフルエンザの予防接種を開始しています(要予約)
1回目 3900円  2回目 3300円
小児は2回接種ですが、13才以上(中学生)は1回接種です。
※インフルエンザの予防接種開始により、特に夕方は駐車場、院内共に込み合うと思われますが、ご了承ください。
【10月の予定】
土曜日午後担当医師
10月5日・19日 木下
10月12日・26日 森
【病時保育室みどりキッズより】
秋らしい風が吹き、涼しく過ごしやすい季節になりました。9月はぶどうやみのむし、とんぼ、お月見のもちつき遊びなど秋にちなんだ遊びをしました。お月見のもちつき遊びでは、段ボールで作ったきねとうすを持って「ペッタンペッタン♪」とつきながらおもちを作ってみんなと一緒に食べて楽しそうな表情が多く見られました。