【今はやっている病気】
インフルエンザは1月末がピークで2月に減少し、3月上旬には極少数の保育園の流行のみになり、下旬にはほぼみなくなりました。咳や鼻水のある普通のカゼや熱だけのカゼが増えています。嘔吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)も多いです。溶連菌性咽頭炎、水痘、気管支炎になるヒトメタニューモウイルス感染症、RSウイルス感染症(乳児がかかると気管支炎が重症化することがある)、高熱が持続するアデノウイルス感染症(目が赤くなればプール熱)、りんご病も見られています。おたふくかぜ、年齢の高いお子さんで熱と咳が続くマイコプラズマ感染症、百日咳、麻疹、風疹は見ていません。 |
【看護師より】
4月はうきうき?うつうつ?
すっかり春らしい日が増えてきました。4月は進学や進級に伴い、子ども達はもちろんですが、保護者の方も期待と不安でいっぱいの事でしょう。‘お友達ができるかな’‘新しい先生は我が子を理解してくれるだろうか’と考えれば考える程、不安でいっぱいになりますね。分かります、その気持ち。ただ子どもはそんな親の気持ちに敏感です。親が不安に思っていると、子どもはさらに不安になります。難しいとは思いますが、淡々といつも通り過ごしましょう。
新生活が始まった時、保護者の方のできる事は何でしょうか?それは、頑張ってきた子どもをしっかり受け止めてあげる事です。子ども達にとって新生活は心身共に疲れます。家に帰って保護者の方の顔を見るとほっとします。できるだけ、温かく迎えてあげたいですね。心配で色々聞きたくなるでしょうが、少し我慢して、子どもが話してくれるのを待ちましょう。話してくれる時は、まず話をよく聞いてあげましょう。アドバイスをするより、‘大変だったね’‘頑張ったね’とお子さんの頑張りを認めてあげる事が大切です。
小学生位までのお子さんには、頑張ったご褒美にぎゅーと抱きしめてあげるのもよいでしょう。
中学生以上になると、見守る事しかできないかもしれませんが、見守る事もとても大切です。また年齢に関係なく、栄養と睡眠をしっかりとれるように配慮してあげたいものです。
うつうつではなく、うきうきとした4月になりますように♪ |
【受付より】 ゴールデンウイークは、下記以外は暦通り休診となります。
5月4日(土) 当番医 9時〜18時
もり小児科の東隣に4月から重症児ディサービス『パッチワーク』がオープンします。詳しくはこちらをご覧ください。 |
【4月の予定】
今月より、河野医師が診察に加わります。
宜しくお願い致します。
担当日 火AM.木AM.金PM
土曜日午後担当医師
4月6日・20日 木下
4月13日・27日 森 |
【病時保育室みどりキッズより】 日差しが暖かく過ごしやすい季節になりました。
病児保育室で年齢を問わず子ども達に好評な絵本があります。しかけ絵本「サファリ」です。本の中に本物のサファリがあるように、ページを動かすと野生のチーターが走ったりゴリラが食事をしたりと、子ども達はびっくりして「あっ!」と声を上げたり「なんで〜?」と本を触ったり、「こわい」と言って目を隠したり。初めて見る絵本に驚き、感動する子ども達の様子でした。 |