【今はやっている病気】
9月下旬から咳や鼻水のある普通のカゼが増えてきました。喘息発作での受診もあります。夏に多かった急に高熱が出る熱だけカゼは、その一部はヘルパンギーナや手足口病ですが、まだ多いですが減っていくでしょう。7月下旬から続いていたRSウイルス感染症(乳児がかかると気管支炎が重症化することがある)は減ってきています。嘔吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)は少ないですがこれから段々増えて来るでしょう。溶連菌性咽頭炎も少ないですが、これから増えるでしょう。おたふくかぜ、高熱が持続するアデノウイルス感染症(目が赤くなればプール熱)
、年齢の高いお子さんで熱と咳が続くマイコプラズマ感染症はわずかに見られています。水痘、気管支炎になるヒトメタニューモウイルス感染症、りんご病、麻疹、風疹は見ていません。 |
【看護師より】
インフルエンザワクチンは打った方がいいの?
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こります。インフルエンザにかかった人が、咳やくしゃみなどをすることによりウイルスが飛んで、それを吸い込む事による飛沫感染です。インフルエンザの症状は、突然の高熱・頭痛・関節痛・筋肉痛などです。のどの痛み・咳・鼻水などもみられます。普通の風邪に比べて全身症状が強いのが特徴です。そして、肺炎や脳炎などを合併して重症化する事が多いのもインフルエンザの特徴です。
家庭でできるインフルエンザの予防には、栄養と休養を十分に取る・適度な温度、湿度を保つ・外出後の手洗いとうがい・人ごみを避ける・マスクの着用などがあります。
そして、それらに加えて予防の基本となるのは流行前に予防接種を受けることです。
ワクチンを接種しても、残念ながら感染してしまう事はあります。しかし、ワクチン接種によって重症化が予防できるケースが多く、結果として脳炎の予防にもなります。インフルエンザワクチンは発症予防だけではなく、重症化予防として接種する事をおすすめします。
インフルエンザワクチンは、予防接種を受けてから免疫がつくまでに2週間程度かかります。そして、その効果は5カ月間以上持続します。流行前に2回接種が終わるように、1回目は10〜11月、2回目は11〜12月中旬までに接種するのがお勧めです。強い卵アレルギーがある方は医師に相談ください。予防接種の事でわからない事があれば、いつでも相談にのりますのでお気軽にスタッフに声をかけて下さいね。(母子手帳をお持ちください。) |
【受付より】 10/1からインフルエンザの予防接種を開始しています。
1回目 3900円 2回目 3300円
13才以上(中学生)は1回接種です。
事前に問診票を配布しておりますので受付に声をおかけ下さい。 |
【10月の予定】
土曜日担当医師
10/6・20 森 10/13・27 木下
*19日(金) 終日 森医師のみ
*27日(土) 終日 木下医師のみ |
【病時保育室みどりキッズより】
9月は先月に引き続き感覚遊びをしたり、お月見にちなんだ遊びや、敬老の日のプレゼントを作って過ごしました。月うさぎさんのもちつきの再現、小麦粉粘土のおだんご作り、おじいちゃん、おばあちゃんへのプレゼント作りなど子どもたちの笑顔がたくさん見られました。 |