もり小児科院内便り みどりまちキッズ
【今はやっている病気】
インフルエンザは4月末にはほぼ見なくなりました。嘔吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)が多いです。溶連菌性咽頭炎は小流行している保育園や学校があります。咳や鼻水の普通のカゼも多いです。RSウイルス感染症(乳児がかかると気管支炎が重症化することがある)、気管支炎になるヒトメタニューモウイルス、水痘、高熱が持続するアデノウイルス感染症(目が赤くなればプール熱)がわずかに見られます。おたふくかぜ、年齢の高いお子さんで熱と咳が続くマイコプラズマ感染症、百日咳、りんご病、麻疹、風疹は見ていません。
【看護師より】
子供にこそ欠かせない紫外線対策
紫外線の浴びすぎは皮膚トラブルのもと!紫外線は1年の中で5月から9月に強くなります。一生に浴びる紫外線の半量以上を18歳までに浴びるといわれており、乳幼児期からきちんと紫外線対策を行うことが大切です。紫外線を沢山浴びすぎると、肌老化や眼の病気などの原因となることもあります。しかし、過度な紫外線対策をすることで、身体に欠かせない栄養素である「ビタミンD」が不足してしまうと言われています。ビタミンDにはカルシウムの吸収率を高めたり、身体の免疫力をアップさせてくれる働きがあります。その他にも以下のような働きをしてくれます。

■リラックス効果■ストレス穏和■筋力増強
■体内時計を整える など
過度に紫外線を避けるのではなく、上手に付き合っていきましょう。

対策ポイント
1)時間を工夫する
紫外線は、1日のうち早朝や夕方に弱く、10時から14時に強くなります。お散歩や、外遊びは紫外線の弱い時間を選びましょう。

2)場所を工夫する
日陰は日向の約50%に紫外線が減るので、テントやパラソル等を利用しましょう。曇りでも晴天の役80%の紫外線が出ているので対策は必要です。

3)帽子、服で覆う
帽子のつばの広いものを被るようにしましょう。体の覆う部分の多い服の方が紫外線から肌を守ることができます。UV加工した素材などを選びましょう。

4)サンスクリーン剤を上手に使う
皮膚に水泡ができたり、真っ赤になることは避けなければいけません。低刺激なもので、石鹸で洗い流せるものにしましょう。子供に使う日焼け止めは、SPFを10〜20くらいにおさめ、PAは+がひとつのものを選ぶと、肌への負担を抑えることができます。子供の肌は敏感なので、この範囲内におさめたものを使っても肌トラブルが起こる場合もあります。使用する前には必ずパッチテストをするようにしましょう。
晴れた日ばかりでなく曇りの日も要注意です
【受付より】
月が変わったら、保険証の提出をお願いいたします。住所等変更があればその都度提出お願いいたします。
【5月の予定】
土曜日担当医師
5/12木下、5/26木下 5/19森
5/19木下出張にて1日不在
【病時保育室みどりキッズより】
新年度がスタートして早くも1カ月が過ぎ、だいぶ暖かく過ごしやすい季節になってきました。
ゴールデンウィークが終わると少し疲れが出てくるかもしれません。
体調管理により注意していきながら、今月もみんな楽しく過ごして行けるようにしていきたいと思います。