もり小児科院内便り みどりまちキッズ
【今はやっている病気】
インフルエンザは2月上旬がピークで3月末にはわずかになりました。嘔吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)が増えています。咳や鼻水の普通のカゼは多いです。RSウイルス感染症(乳児がかかると気管支炎が重症化することがある)、溶連菌性咽頭炎もみられています。他には、高熱が持続するアデノウイルス感染症(目が赤くなればプール熱)、気管支炎になるヒトメタニューモウイルス、水痘がわずかに見られます。おたふくかぜ、年齢の高いお子さんで熱と咳が続くマイコプラズマ感染症、百日咳、りんご病、麻疹、風疹は見ていません。
【看護師より】
鼻水を悪化させないためのケア
子どもは鼻をすすってしまったり、上手く鼻をかめなかったりします。詰まったままだと息がしにくいですし、食べにくいので機嫌が悪くなったり眠りにくくなります。ケアしてあげましょう。

★加湿と保温★
鼻をホットタオルなどで温めると、鼻水が緩んで出やすくなります。

★鼻をかませる…鼻をかむ際は★
1.片方ずつ
2.ゆっくり小刻みに
3.強くかみすぎないことに注意して、鼻水をすすらせないように注意します。

★綿棒や鼻水吸い器を使う★
鼻の粘膜を傷つけないように詰まった鼻水を取り除きます。

◇鼻のかみ方を教えるコツ◇
鼻のかみ方を教える方法 その1
1.テーブルの上に小さくちぎったティッシュを数個置く  
2.大きく息を吸って、口を閉じる
3.片鼻を押さえ、押さえていない鼻の鼻息で
「ふんっ!」とティッシュを飛ばす
鼻のかみ方

鼻のかみ方を教える方法 その2
1.口から息を吸って鼻息でティッシュを揺らす。
2.両方でできるようになったら片方の鼻を手で押さえ、もう片方の鼻でティッシュを揺らす。

*ポイント*
小鼻を押さえ片方ずつ。
ゆっくり力を抜いて。
少しずつ繰り返す
鼻のかみ方教えるポイント 鼻のかみ方教えるポイント
×やってはいけない事×
一度に両方かまない。
一度で全部出そうとしない。
楽しみながらやってみて下さいね。
鼻のかみ方やってはいけないこと  
【受付より】
月が変わりましたら保険証の提出お願い致します。
【4月の予定】
土曜日担当医師
4/7・21 木下  
4/14・28 森
【病時保育室みどりキッズより】
「先生、ぼくむかしね、お母さんと…」と、小学1年生の男の子。「○○君の昔は、先生にはついこの間だわぁ」と言うと「?」と不思議そうな顔。「むかし」の言葉が微笑ましく思えました。お預かりするお子さんが、「昔みどりキッズ行ってたけど、楽しかった。」と言ってもらえるよう、今を大事に子供達と楽しく過ごしていきたいと思います。
【お知らせ】
4月より保育士の水口・受付の佐々木が入りました。宜しくお願いします。