もり小児科院内便り みどりまちキッズ
【今はやっている病気】
昨年から流行していたインフルエンザは1月中旬から急増しました。A型も多いですがB型がさらに多くなりました。A型とB型の両方に罹るお子さんもおられます。まだ、ピークではありませんが、そろそろ減少し始めると思います。インフルエンザが増えたので他のカゼは減りました。もちろん咳や鼻水の普通のカゼも多いです。熱のみのカゼは減りました。嘔吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)も続いています。また、溶連菌性咽頭炎も小流行中です。それ以外では、高熱が持続するアデノウイルス感染症(目が赤くなればプール熱)、RSウイルス感染症(乳児がかかると気管支炎が重症化することがある)はわずかに見られます。水痘、おたふくかぜ、年齢の高いお子さんで熱と咳が続くマイコプラズマ感染症、百日咳、りんご病、気管支炎になるヒトメタニューモウイルス、麻疹、風疹は見ていません。
【看護師より】
正しい手洗いしていますか?
手を洗うことは、最も簡単で、最も効果的な感染対策です。風邪や嘔吐下痢などの病気を引き起こす感染症の多くは、手を介して体内に侵入する事が多いと言われています。病原体が付着した手で自分の眼や鼻、口を触ったり、食事をしたりすることで、病原体が体内に侵入してくるのです。さまざまな感染から身を守るためには、手からの侵入を遮断する「手洗い」がとても大切になります。手洗いで洗い残しの多い場所

洗い残しの多い場所
洗ったつもりでも、意外と洗えてないのが親指、指先、指と指の間、親指の付け根、手首。これらの場所は丁寧に洗いましょう

手洗いのタイミング
・帰宅時・トイレのあと
・咳やくしゃみを手で押さえたあと
・食事の前・食品を取り扱うとき

基本的な手洗いの方法(図参照)
お子さんが手洗いの習慣が身につくよう、手洗いを教えながら実践してみて下さい

1.手を流水で洗い物理的な汚れを取り除きます。
2.石けんを泡立て、手のひらをよくこすります。
3.手の甲を伸ばすようにこすります。
4.指先、つめの間を反対の手の平にこすりつけて洗います。
5.両指を合体し、指の間を洗います。
6.親指を反対の手でにぎり、ねじり洗いします
7.手首を反対の手でにぎり、ねじり洗いします
8.最後に流水でよくすすぎ、清潔なタオルやペーパーで拭き、よく乾燥させます。
【受付より】
予防接種に来られて薬を希望される方は、一般の診察時間にお越し下さい。
【2月の予定】
2月18日(日)当番医 9時〜18時
土曜日午後担当医師
2/3・24 森 2/10・17 木下
【病時保育室みどりキッズより】
節分と大豆
冬から春へ節目となる日が2月3日節分です。翌日4日からは春の始まり立春です。少しずつ春が近づいていますね!大豆には沢山の栄養があるのでぜひおやつに取り入れてみて下さい。

<大豆のおやつ>
ゆで大豆・・100g 砂糖・・大さじ3 水・・大さじ1 きな粉・・大さじ4
1.鍋に砂糖と水を入れ火にかけゆで大豆を入れる
2.水気が無くなるまで煮る。