もり小児科院内便り みどりまちキッズ
【今はやっている病気】
段々カゼが増えてきました。咳や鼻水が続く子が多くなってきました。11月下旬より南区でインフルエンザに罹ったお子さんがみられるようになりました。これから少しずつ増えていくでしょう。引き続き急に高熱が出る熱だけのカゼも見られ、一部は手足口病ですが、これから減っていくでしょう。嘔吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)は増えてきました。それ以外には、溶連菌性咽頭炎、年齢の高いお子さんで熱と咳が続くマイコプラズマ感染症、水痘、高熱が持続するアデノウイルス感染症(目が赤くなればプール熱)がわずかには見られます。おたふくかぜ、百日咳、RSウイルス感染症(乳児がかかると気管支炎が重症化することがある)、りんご病、気管支炎になるヒトメタニューモウイルス、麻疹、風疹は見ていません。
【看護師より】
熱や下痢・疲れた時など、お子さんには消化のよい食べ物を与えましょう。

消化に良いたべものって??
消化の良い食べ物とは・・・胃への負担が少ないもの・消化吸収を妨げる食津繊維が少ない・胃に停滞する時間が短い食べ物です。細かく刻んだもの・柔らかく煮込んだもの・油分が少ないもの、こんな条件を満たしたメニューになります。
胃腸の働きを高めるには、温かい料理が有効です。野菜も煮るなどして、柔らかくしたものが良いです。脂肪の多い肉類は、胃でタンパク質を分解するのに負担がかかってしまいます。ささみや脂肪の少ない鶏肉がおすすめです。それから、一度に多くの量の食べ物が胃に入ると、負担が多くなってしまうため、少量を6回位に分けて食べると良いそうですよ。

消化に良い食材とは?
【炭水化物】柔らかく煮たうどん・おかゆ・耳なしの食パン・にゅうめん・お麩
【野菜】・大根・ほうれん草・南瓜・じゃがいも・里芋・キャベツ
【タンパク質】・卵・豆腐・鶏肉(胸肉やささみ等)・アジ・タラ・カレイ・鯛脂身の少ないもの 
【その他】・リンゴ・バナナ・モモ缶・プリン・ヨーグルト・ゼリー・アイスクリーム
アイスなどは、沢山食べると、お腹が冷えるので気を付けましょう。感染性胃腸炎の時は、ヨーグルトは酸味が吐き気を引き起こしてしまう場合があるので要注意です。

作るのが大変な時は、コンビニを利用するのも良いですよ。おでん(はんぺん・たまご・大根)レトルトのおかゆ・冷凍うどん・茶碗蒸し・カステラ・蒸しパン・プリン等いろいろありますよ。
裏面にレシピを記載しています。参考にしてみて下さいね。離乳食にも使えるレシピです。
奥に押し込んでしまう可能性があるため、口に指を入れて取ろうとしてはいけません。
1と2は、頭を低くしてみぞおちを圧迫するようにして背中の真ん中を平手で4〜5回叩きます。3は腹部を上方へ圧迫します。異物が取れない、意識が無い場合はすぐに119番通報して下さい。お子さんが誤嚥事故にあわないよう、家族みんなで気を付けてあげましょう。
【12月の予定】
土曜日午後担当医
12/2・16木下 12/9森
12/17(日)当番医 9時〜18時
年末年始お休み12/30(土)〜1/4(木)
 【受付から】
12月から大人のインフルエンザワクチン接種が可能になりました。予約受付中です。
【病時保育室みどりキッズより】
12月、クリスマスに向けて楽器の遊びや、ツリー・リースの製作を行っています。「サンタさんに会えるかなぁ」「サンタさんにお願いするプレゼント決めてるんだ〜」等サンタトークも増え、クリスマスを心待ちにしている子供達です。