もり小児科院内便り みどりまちキッズ
【今はやっている病気】
全体に感染症(カゼ)が少ないです。一番多いのは、急に高熱が出る熱だけのカゼで、一部はヘルパンギーナや手足口病です。もちろん咳や鼻水のある普通のカゼもあります。冬にはやる気管支炎になるカゼであるRSウイルス感染症(乳児がかかると気管支炎が重症化することがある)が何故か流行しています。数人は入院が必要でしたが、ほとんどは通院で治っています。それ以外には、高熱が持続するアデノウイルス感染症(目が赤くなればプール熱)、溶連菌性咽頭炎、水痘、気管支炎になるヒトメタニューモウイルス、嘔吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)は少ないですが、見られます。おたふくかぜ、年齢の高いお子さんで熱と咳が続くマイコプラズマ感染症、百日咳、りんご病、麻疹、風疹は見ていません。
【看護師より】
急な病気やケガをした時、救急車を呼ぶべきなのか?翌日病院にいっても大丈夫なのか?迷ってしまう事ってありますよね。そんな時に使えるアプリがあるのをご存じですか?消防庁が、緊急度判定を支援し、利用できる医療機関や受診手段の情報を提供するため、全国版救急受診アプリ「Q助(きゅーすけ)」を作成し、提供が開始されました。Q助は、該当する症状を選択していくと、救急車を呼ぶべきかどうか、いつ医療機関に行けばいいのかなどの「緊急度」を判定してくれる機能を持っています。

赤:今すぐ救急車を呼びましょう
黄:できるだけ早めに医療機関を受診しましょう
緑:緊急ではありませんが医療機関を受診しましょう
白:引き続き、注意して様子をみてください

また、表示された画面より119番通報や医療機関検索(厚生労働省の「医療情報ネット」にリンク)や、受診手段の検索(一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会の「全国タクシーガイド」にリンク)できるようになっています。このアプリを利用していただくことにより、救命率の向上や救急車の適正利用に繋がる可能性があります。
役立つアプリとして、ダウンロードしてみてはいかがでしょう
総務省消防庁Q助案内サイト
【受付より】
9/19〜インフルエンザワクチンの予約を開始致します。
1回目3900円 2回目3300円
(中学生以上1回)生後6か月から接種可能です
10/1〜接種開始致します
【9月の予定】
 土曜日午後の担当医師
9/9・30木下 9/16森
9/22 木下休診
9/2(土)は学会出席の為、休診とさせて頂きます
【病時保育室みどりキッズより】
先月、全国病児保育研究大会に参加してきました。講演の1つに「絵本ライブ」というのがあり、絵本作家の長谷川義史さんが「どこいったん」「あかあさんがつくったる」等ご自身の本を何冊か読んで下さり、笑いあり涙ありの時間を過ごしました。子供達にも絵本をたくさん読んであげようと思います。