もり小児科院内便り みどりまちキッズ
【今はやっている病気】
カゼは多くありませんが、その中で、急に高熱が出る熱だけのカゼが一番多いです。一部はヘルパンギーナや手足口病です。もちろん咳や鼻水のある普通のカゼもあります。嘔吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)は少なくなりましたが、おられます。溶連菌性咽頭炎、高熱が持続するアデノウイルス感染症(目が赤くなればプール熱)、水痘、RSウイルス感染症(乳児がかかると気管支炎が重症化することがある)はわずかです。おたふくかぜ、気管支炎になるヒトメタニューモウイルス、年齢の高いお子さんで熱と咳が続くマイコプラズマ感染症、百日咳、りんご病、麻疹、風疹は見ていません。
【看護師より】
あせ
暑くなってくると子どもはたくさん汗をかくようになります。汗は皮膚温が上昇した時に、体温調整のために分泌されます。子どもの汗腺の数も大人と同じくらいあるので、子どもは小さな面積に汗腺が密集しているため汗を沢山かくのです。

あせもの原因
汗は汗腺から汗管を通って皮膚に出てきますが、汗で皮膚がふやけたり、汗管が汗の成分や垢で詰まると汗が皮下に染み出て炎症を起こしてあせもになります。

あせもの症状
あせもは皮膚の赤いブツブツで、かゆみがあります。あせもを掻いて傷になり、そこに細菌が付くととびひになります。

赤ちゃんのあせものできる場所
背中・腰・お尻・頭・額・首・肘の内部・足の付け根・膝裏・手足のくびれ・脇の下などです。いずれも汗をかきやすく、長時間蒸れやすい所にできます。乳幼児の場合はおむつで覆われている部分が要注意ゾーンです。

あせもの対策
汗は乾く前に丁寧に拭いてあげましょう。またはシャワーで汗を流しましょう。シャワーは皮膚温を下げる効果もあります。肌着は木綿など吸湿性の良いものを着せてあげ、汗をかいたら頻回に着替えてあげましょう。

治療
軽症なら増えないように務めてあげていれば自然に治ります。痒みが強い時は、ステロイドの軟膏を使用します。あせもがひどくならないために、掻かないとこがとても大切です。子供は我慢できず掻いてしまうので、爪を短くし、涼しい環境を作ってあげましょう。ひっかいてしまうと化膿してとびひの原因になります。とびひになれば、抗生剤が必要です。あせもがたくさんできて痒みがあるときは早めに受診してください。しっかり予防して快適な夏を過ごしましょう。
【8月の予定】 土曜日午後の担当医師
8/5、26 森  8/19 木下
当番医:8/6 9時〜18時
お盆休み:8/11〜15
【受付より】 駐車料金補助のご案内
医院斜め前のリパーク駐車場に止められた方は、入庫時に駐車証明書を発券し、当院受付にご提出してください。サービス券2枚と引き換えさせていただきます。
【病時保育室みどりキッズより】
暑さで食欲が落ちるこの時期、しっかりバランスの良い食事を摂って夏バテを防ぎましょう!酢には疲労回復効果、食欲増進効果がありますよ♪

鶏手羽元のすっぱ煮
<材料>
手羽元・6〜7本 酢・50ml みりん・50ml 醤油・50ml 水・200〜300ml 油・少々
(作りかた)
油を引いた鍋に手羽元を入れ、焼きつけ調味料を入れてコトコト煮る(ゆで卵を入れたり、青菜を入れると良いですよ)