【今はやっている病気】
インフルエンザは1月下旬がピークで2月に減少し始め、3月下旬は1人/日くらいになりました。今月はさらに減っていくでしょう。咳や鼻水のある普通のカゼは多いです。急に高熱が出る熱だけのカゼもかなりあります。嘔吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)は少し増えてきています。溶連菌性咽頭炎は小流行中です。高熱が持続するアデノウイルス感染症(目が赤くなればプール熱)はありますが多くはありません。水痘、おたふくかぜ、RSウイルス感染症(乳児がかかると気管支炎が重症化することがある)、年齢の高いお子さんで熱と咳が続くマイコプラズマ感染症、りんご病、百日咳、麻疹、風疹は見ていません。 |
【看護師より】
睡眠
寝る時間が遅く睡眠時間が少ないと、子どもの肥満につながります。睡眠時間が少ないと成長ホルモンの分泌が少なくなり、脂肪分解が抑えられます。3歳児の生活習慣はその後も継続します。
脳に効く「睡眠学」角川SSC新書を元に作成
睡眠時間の減少による影響
朝のインスリン分泌が悪くなる。血糖値の上昇。⇒糖尿病
交感神経の活動が高まり、コルチコステロイドが夕方になっても減少しにくい。(脂質代謝異常)⇒高血圧、肥満
免疫機能の低下。
睡眠の役割と学習について
1.疲労回復など脳・体をよい状態に保つ。
2.記憶・学習に重要な役割。睡眠中の脳活動には、起きているときに学習した内容を、強めたり、固めたりする働きがある。
推奨される睡眠時間
4〜12か月 |
12〜16時間 |
1〜2歳 |
11〜14時間 |
3〜5歳 |
10〜13時間 |
6〜12歳 |
9〜12時間 |
13〜18歳 |
8〜10時間 |
睡眠時間を確保するために、早寝早起きの生活リズムを大切にしましょう。 |
【4月の予定】
土曜日午後担当医師:4/1、22 木下 4/8、15 森 |
【病時保育室みどりキッズより】
5歳の男の子と話しているとおばあちゃんの話になりました。「広島のおばあちゃんちに行くにはね、電車で紙屋町で降りてバスセンターから〜」「滋賀のおばあちゃんちに行くにはね、広島駅からのぞみに乗って大阪か京都で降りて、快速に〜」「のぞみでの広島から京都までの駅は〜」「JRでの広島駅から宮島までの駅は〜」「市電での広島駅から宮島口までの駅は〜」と沢山駅の名が出て来ました。きっとお家で、路線図を見たり、一緒に乗って覚えたのでしょうね。記憶力のすごさに感心しつつ知っている駅の風景を思い出しながら、ちょっとした旅をした気分になれたひとときでした。 |
【お知らせ】
4月から看護師の岩田、井上、受付の村上、保育士の岩田が入りました。よろしくお願いします。 |