もり小児科院内便り みどりまちキッズ
【今はやっている病気】
インフルエンザは1月下旬から急増しています。中学生から小学生、保育園・幼稚園児に広がっています。7〜8割がB型で2〜3割がA型です。もうしばらく流行が続くと思われます。罹った場合、家庭で治る病気ですのでゆっくり養生しましょう。嘔吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)も流行っていますが、少し減少しています。病初期の嘔吐期はティースプーンで湯さましやお茶を少しずつ与えて下さい。下痢期にはお粥を中心に消化のよい食べ物をあげましょう。咳と鼻水のある普通のカゼは多いです。熱だけのカゼもみられています。溶連菌性咽頭炎、おたふくかぜ、水痘、高熱が持続するアデノウイルス感染症(目が赤くなればプール熱)、RSウイルス感染症(乳児がかかると気管支炎が重症化することがある)、小学生以上で熱と咳が続くマイコプラズマ感染症、りんご病は多くありませんがおられます。
【看護師より】
体を動かす楽しさを味わおう

楽しく体を動かすことは、子どもの運動発達を促します。子ども達は体を動かす事が大好きです。ひとりで体を動かすより、大人が関わる事で、たくさんの楽しみや体験が経験できます。親子で『体を動かす遊び』をしてあげてください。

動くときには、笑顔と楽しい声かけが重要。
無理はしないこと。他の子と比べない。
安全面に注意しましょう。


【寝返りからハイハイ時期】
足の上げ伸ばし体操
赤ちゃんを仰向けに寝かせ、両足首を持って交互に足の曲げ伸ばしをする体操です。顔を見て「イチ、二」と声をかけ動かしましょう。
⇒足の力を強くしてくれます。

【ひとり歩きを始めたら】
ハイハイ追いかけっこ
ハイハイしている赤ちゃんを「まてまて〜」と追いかけましょう。
⇒ハイハイは腕の力や背筋、からだの運動性を育みます。

おっとっとバランス
長座で座った太ももの上に、子どもの脇を持って立たせます。手を少し離したり、足をゆすってバランスを崩しましょう。すぐに支えられるように準備が必要です。
⇒バランス力が上がります。

【2、3歳の頃】
真似っこ走り
できれば広い場所で、うさぎ、さるなどの動物や飛行機など色々な真似をして走りましょう。
⇒想像したことを体で表現する力が養えます。

おさるさんと木
親の木に子どもが登ります。自分で登ったり、木につかまって一周回ったりします。
⇒腕の力や体の使い方が養えます。

インフルエンザが流行ってきました。
外出後は手洗い、うがいを忘れずに!普段と違うな?と感じたら無理をさせずに登園登校を控えましょう。マスクを着用して来院して下さい。
【2月の予定】
土曜日:2/6、20 木下  2/13、27 森
当番医:2/21 9時〜18時
【病時保育室みどりキッズより】
年末年始は暖かい日が多く、みどりキッズご利用のお子さんも例年に比べると少なかった様です。
雪が降り、少し寒くなった頃から、インフルエンザが流行しはじめました。今は大きな子が多く、しんどい日を過ぎると、持参の学校の宿題をやったり、図鑑や漫画を見せ合いこしたり、カードゲームを一緒にして、一日を過ごしています。