もり小児科院内便り みどりまちキッズ
【今はやっている病気】
 インフルエンザは、2月中旬がピークで3月に入ってゆっくり減少してきて、3月末で2~3人/日くらいです。インフルエンザが減って、嘔吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)が増えてきました。一番多いのは咳や鼻水を伴う普通のカゼです。3月は溶連菌性咽頭炎が幼稚園や小学校で流行しました。もう少し続くでしょう。RSウイルス感染症(乳児がかかると気管支炎が重症化することがある)、高熱が持続するアデノウイルス感染症(目が赤くなればプール熱)と水痘は多くはありませんがおられます。おたふくかぜの受診があるようになりました。今後増えるかもしれません。小学生以上で熱と咳が続くマイコプラズマ感染症、りんご病、麻疹、風疹、百日咳は見ていません。
【看護師より】
◆こどもとの触れ合いについて
  子ども達、特に生まれて間がない赤ちゃんは、大人以上に五感をフル活用して周囲と関わっています。生まれてしばらくは、視力は大人ほどよくありませんが、お母さんの声、においはよく覚えています。またこの時期(もしかしたら、小学生くらいまで)は、お母さんに抱きしめられたり触れ合うのが大好きです。子ども達は、お母さんの優しい声や触れ合いが大好きなのです。
 でも初めて子育てをするお母さん達は、その事はわかっていても、どうしてよいか迷う事が多いかもしれませんね。いくら抱っこが大好きで
一日中抱いていては、他の事ができませんし。
昔のようにおばあちゃん達と一緒に住んでいる方は珍しいですしね。
そんな中での子育ては、大変だと思います。

◆タッチケア
 お母さんと赤ちゃんの愛着形成を助ける方法の一つとしてタッチケアがあります。
このタッチケアのタッチは「さわる」ことではなく、「ふれあい」の意味です。タッチは、言葉で伝えられない微妙な感情をより的確に伝えることのできる優れたコミュニケーション手段です。
心をこめてふれあうとお互いに癒され、安心感、満足感、幸福感を共有できるでしょう。
 半年前になりますが、タッチケアの講習会に参加し勉強してきましたので少しでも子育てのお役に立てたらと思っています。
 今月より月に一回の予定でタッチケアを一緒に行う会を予定しています。(生後2ヶ月~6ヶ月で第一子の赤ちゃんとそのお母さん対象)詳細は、院内に掲示していますので、ご覧下さい。
【受付より】 
診療報酬改定に伴う料金の変更について
 H26年4月1日より診療情報改定及び薬価改正に伴い窓口での一部負担金に変更があります。
消費税増税に伴う料金の改定について
 H26年4月1日より保険診療対象外のものについて改定させていただきます。詳細は院内に掲示しています。
【4月の予定】
土曜日:4/5、4/19      木下
      4/12、4/26     森 
休 診: 4/12(土)午前    木下
      4/25(金)14~15時(予防接種)
【病時保育室みどりキッズより】 
 保育士として森田がスタッフに入りました。
よろしくお願いします。