【新年のご挨拶】
新年明けましておめでとうございます。
今年も地域の子どもたちが健やかに育っていくお手伝いとしたいと考えています。スタッフ一同で良質な小児診療と病児保育などの子育て支援を提供してまいります。 |
【今はやっている病気】
嘔吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)が流行しています。急な嘔吐で始まることが多く、続いて下痢が起こります。発熱する子は少ないですが39度くらい出る子もおられます。嘔吐は数回、半日程度です。下痢は2〜5日程度です。対症療法しかありませんが、軽症がほとんどです。咳や鼻水を伴う普通のカゼも多いです。咳や鼻水がなく高い熱が出るカゼも依然続いています。熱の多くは1日程度です。水痘は流行中の保育園・幼稚園があります。RSウイルス感染症(乳児がかかると気管支炎が重症化することがある)、高熱が持続するアデノウイルス感染症(目が赤くなればプール熱)と溶連菌性咽頭炎は少ないですが患者さんがおられます。おたふくかぜと小学生以上で熱と咳が続くマイコプラズマ感染症はわずかです。インフルエンザは当院での診断は未だです。1月中旬から流行してくるでしょう。りんご病、麻疹、風疹、百日咳は見ていません。 |
【看護師より】 インフルエンザについて
通常日本では毎年1〜3月にピークを迎えます。インフルエンザにかかると38℃以上の急な発熱頭痛、関節痛、倦怠感などの全身症状が強くあらわれ、あわせて鼻水、咳、のどの痛み、腹部症状などがみられます。予防の基本は、流行前はインフルエンザワクチンの接種です。
インフルエンザが流行したら・・
1. 帰宅時には、「手洗い」「うがい」をする。
2.室内の湿度は50~60%に保ちます。
3.十分な休養、バランスのとれた食事をとる。
感染を広げないためにも、感染の可能性がある方は、周囲への配慮(咳エチケット)をしましょう
咳エチケットとは・・・咳やくしゃみをしている時はマスクを着用することです。
インフルエンザの治療の基本は、症状を抑えるための対処療法と、抗インフルエンザウイルス薬による治療(ただし、発症後48時間以内)です。
家族がインフルエンザにかかった場合の看護
1.できるだけ家族とは別の部屋で静養させる。
2.看護した後は、手洗い、うがいを徹底する。
3.患児だけでなく、看護する方もマスク着用。
安静が第一です。暖かく加湿した部屋でゆっくり過ごしましょう。解熱剤を上手に使用し、こまめな水分補給、消化のよいエネルギー源となる食事(野菜スープ、味噌汁、煮込みうどん、お粥、果汁や果物など)を与えてあげてください。
インフルエンザは、第2種学校感染症に指定されており、出席停止の期間は『発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあたっては3日)を経過するまで』となっています。 |
【1月の予定】
土曜日:1/11 木下、1/18 森、1/25 木下
1/26(日)は当番医です。 |
【病時保育室みどりキッズより】
今年の4月から部屋数が増設になりました。患者さんに寄り添った保育、看護を心掛けていきたいです。昨年の利用数(1858人)予約数(2103人)キャンセル数(759人)満室断り数(230人)
スタッフ一同ご利用をお待ちしております。 |