【今はやっている病気】
夏カゼが流行っています。咳や鼻水がなく急に熱が出ます。熱が高い割には活気があることが多く、熱は1〜2日くらいで下がります。夏カゼの1つである手足口病も多いです。手足口病は、手掌と足底に小水疱、口内炎ができます。今年の手足口病は腕、膝、お尻にも水疱〜発疹がたくさんできます。咽喉に口内炎ができる夏カゼのヘルパンギーナも見ますが、多くはありません。高熱が持続するアデノウイルス感染症(目が赤くなればプール熱)
、RSウイルス感染症(乳児がかかると気管支炎が重症化することがある)、水痘、溶連菌性咽頭炎は少しです。小学生以上で熱と咳が続くマイコプラズマ感染症、おたふくかぜ、りんご病、麻疹、風疹は見ていません。 |
【看護師より】 紫外線について
紫外線に対する関心は日本でも少しずつ高まってきています。オゾン層破壊による紫外線増加といった環境問題としての関心だけでなく、紫外線の浴びすぎによる健康への影響についても同様です。紫外線の浴びすぎは、日焼け、しわ、シミなどの原因だけでなく、長年紫外線を浴び続けていると、良性悪性の腫瘍や白内障等を引き起こすことがあります。皮膚がんに関しては、日本人をはじめ、有色人種は白色人種に比べて紫外線の影響が少ないことがわかっています。
しかし、紫外線は悪い影響ばかりではなく、カルシウム代謝に重要な役割を果たすビタミンDを皮膚で合成する手助けもします。最適な紫外線量には個人差がありますが、正しい知識を持ち、紫外線の浴びすぎに注意しながら上手に紫外線とつきあっていくことが大切です。
★ 日常に取り入れやすい紫外線対策 ★*^▽)!
1. 紫外線の強い時間帯(10時から14時)の外出をさけましょう。
2. 日蔭を利用しましょう。
3. 日傘や、帽子、ベビーカーの日よけを利用しましょう。
4. 袖つきの通気性のよい衣服を覆いましょう。
5. サングラスをかけましょう。
6. 日焼け止めを上手に使いましょう。
★ 最適な紫外線量 ★
日本が位置する緯度を考えると、両手の甲くらいの面積が15分間日光にあたる程度、または、日蔭で30分間くらい過ごす程度で、食品から平均的に摂取されるビタミンDとあわせて十分なビタミンDが供給されるものと思われます。
母乳栄養やアレルギーなどの食事制限のある赤ちゃんは、骨の成長に必要なビタミンDが不足しがちです。妊婦さんや授乳中のお母さんは、ビタミンD不足にならないよう、普段の食事に十分気をつけ、1日15分程度の外気浴を心がけましょう。 |
【8月の予定】
土曜日午後:8/3、8/17、8/24 木下
8/10 森
休診:8/9(金)、8/10(土)、8/31(土) 木下
8/1(木)14〜17時、8/16(金)、8/17(土) 森
8/12(月)〜15(木) お盆休み
8/31(土) 午後休診 |
【病時保育室みどりキッズより】
6月に安佐南区にある病児保育室「ちゃんちゃん」で病児保育室の交流会があり参加しました。院長先生のお話を聞き、保育室を見学させて頂いた後、それぞれの困っている事、工夫している事など話をしました。良い点はどんどん取り入れ、みどりキッズに活かしていこうと思いました。 |