【今はやっている病気】
インフルエンザは1月初めは家庭内での感染でしたが、中旬からは保育園や学校での流行になり増えました。初めはほとんどA型でしたが、下旬になってB型も増えてきました。今年は2〜3日で解熱する子が多く、軽症な印象です。インフルエンザ以上に普通のカゼもあります。RSウイルス感染症(乳児がかかると気管支炎が重症化することがある)、小学生以上で熱と咳が続くマイコプラズマ感染症、夏から続いている熱のみ1〜2日のカゼは随分わずかになりました。嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)は減ってきていますが、未だ見られています。水痘、溶連菌咽頭炎は小流行、高熱が持続するアデノウイルス感染症(目が赤くなればプール熱)はわずかです。おたふくかぜ、りんご病、麻疹、風疹は見ていません。 |
【心臓検診(木下Dr)のご案内】
ご希望の方は、できましたら木曜午後に受診下さい(要予約)。 |
【広島市の乳幼児医療費について:その3】
1/24県小児科医会長、市小児科医会長に付いて広島市議会議員を訪問し乳幼児医療費制度の現状維持をお願いしました。しかし、反応は芳しくありませんでした。これから署名をもっと集めて、3月に再度訪問します。1月末の時点で580人から署名をいただきました。ありがとうございます。 |
【看護師より】 〜インフルエンザについて〜
入院が必要となるケースはほとんどありません。家でゆっくり療養しましょう。
☆ご家庭でのケア☆
安静と保温:無理にお布団でじっとする必要はありませんが、お部屋を暖かくし、静かに遊べる環境を作ってあげましょう。
食事と水分:発熱時は体から水分がたくさんうばわれます。イオン水やお茶を少しずつこまめに与えてあげましょう。食事はお粥やうどん等胃腸に負担がかからない食べ物をあげましょう。
解熱剤:38.5度以上が目安ですが、元気であれば使わなくてもかまいません。ぐったりして水分が取れないようなら使ってあげましょう。
抗ウイルス剤;発病48時間以内なら効果があると言われていますが、タミフルを飲んでも平均して熱が1〜2日短くなる程度です。10歳以上であればリレンザという吸入薬を使っています。
登園・登校:以前は解熱後2日たっていれば可能でしたが、今年から発症して(発熱日は0日)5日経過して、かつ解熱後2日(乳幼児は3日)経っているのが条件で治癒証明が出ます。 |
【当番医のお知らせ】
2月24日(日)
朝9時から夕方6時までの診察となります。 |
【院長の一言】 〜お手伝い〜
是非、家庭でお手伝いをさせて下さい。子どもにとって家族の中で役立っていると感じることは大切です。 |
【院内の絵本の紹介】 〜どうぞのいす〜
お先にどうぞや後の人の事を考える思いやりの心は大事ですね。 |
【病時保育室みどりキッズより】
インフルエンザの患者さんのご利用が増えてきました。予約された後に都合がついてキャンセルになった場合はわかった時点でご連絡いただけるとキャンセル待ちの患者さんが利用できるようになるのでありがたいです。お願いいたします。 |