もり小児科院内便り みどりまちキッズ
【今はやっている病気】
 全体に病気は少ない印象です。熱が1~2日の夏カゼが続いていますが少なくなりました。咳や鼻水がある普通の感冒が増えてきました。喘息も増えてきました。RSウイルス感染症は乳児がかかると気管支炎が重症化することがある冬の病気ですが、8~9月に患者さんがおられました。寒くなってくると増えていくかもしれません。小学生以上では熱と咳が続いてマイコプラズマ感染症と思われるお子さんがおられます。嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)はわずかですが続いています。これから増えてくるでしょう。溶連菌咽頭炎や高熱が持続するアデノウイルス感染症(目が赤くなればプール熱)、水痘は少しです。おたふくかぜは3~4か月みていませんでしたが、9月に数人受診がありました。流行してくるかも知れません。りんご病、麻疹、風疹は見ていません。
【看護師より】 子どもの視力の発達
 生まれたばかりの赤ちゃんは、明るい暗いしかわかりません。1ヶ月で物の形がわかるようになり、2ヶ月で色がわかるようになります。4ヶ月も経つと物を目で追って目を動かせるまでに発達します。顔を近づけたり、おもしろい顔をすると3ヶ月頃からは笑ったりするようになります。顔遊びは道具がいらない一番の遊びだと思いますので、一緒に遊んであげましょう!
大人と同じように見えるようになるのは、3歳以上になると半数の子どもは1.0見えるようになり、6歳で大人と同じような視力になります。毎日目を使って絶えず物を見ないと視力は減退していきます。ゲームや暗い中で本を読んだりはなるべく控えた方がよいですが、自然の景色をみたり、美しいものやきれいな物等、小さい頃から見せてあげる事で視力はもちろん、子どもの心の発達にもよい影響があるのではないでしょうか?
【土曜日午後の診療担当医とその他変更】 
土曜日午後:10/6・20 森
        10/13・27 木下 
10/9(火) 午前 森・木下診察
10/10(水) 予防接種 木下
 【インフルエンザについて】 
 10月1日よりワクチン接種開始しております。
 1回目:3300円  2回目:2800円
 (13歳以上は1回のみ)
 毎年寒くなると風邪をひいたり、混み合ったりしますので早めの接種をおすすめします。
【受付より】 予防接種券について
 予防接種に来られる際(BCG・DPT・麻疹、風疹・日脳)には後ろに付いている無料券を記入してきて下さるようお願いします。
【院長の一言】 心身の健康
 5月末に右足首を骨折し、皆さまにはご迷惑をおかけしました。ご心配をしていただきました。ありがとうございます。右足以外は健康なのですが、何事にも意欲が出ませんでした。体の健康は心の健康と連動していると感じました。
【病時保育室みどりキッズより】 
 7月に「全国病児保育大会」に参加しました。毎年参加していますが、看護・保育の基礎の再確認をしたり、食育・疾病等の詳しい話も聞きました。また、他県の保育室との情報交換もできました。「遊び」も色々体験しJALのパイロット・整備士の方に紙飛行機の作り方もレクチャーしてもらいました。さすが、よく飛びます!