もり小児科院内便り みどりまちキッズ
【今はやっている病気】
 インフルエンザは5月上旬以降ゼロになりました。嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)はかなり減りましたが、まだ続いています。咳や鼻水がある普通感冒もありますが、暑くなって減少傾向です。熱が1日くらいで咳や鼻水のない咽喉からのカゼが続いています。一部は口蓋垂に口内炎ができる夏カゼであるヘルパンギーナです。手足口病も見られるようになりました。今後増えていくと思われます。高熱が持続するアデノウイルス感染症(目が赤くなればプール熱)が少し増えてきました。水痘は減ってきました。マイコプラズマ感染症や百日咳と思われるお子さんや溶連菌感染症がわずかにおられます。おたふくかぜ、りんご病、麻疹、風疹は見ていません。
【看護師より】 熱中症について
 今年は、暑かったり寒かったりとおかしな天気が続いていますね。皆さん、体調の方は大丈夫でしょうか?また、この時期運動会や行事がたくさんあり、屋外で過ごされる事も多いと思います。今回は熱中症についてお話したいと思います。
気温が高いのはもちろんですが、高湿度の時にも多く見られます。梅雨の時期も注意が必要です。
軽症:めまい、立ちくらみ、汗を拭いても拭いても出る場合は、水分塩分を補給しましょう。
中等度:頭がガンガンする、吐き気、吐く、体がだるい場合は、足を高くして、木陰や屋内で休ませましょう。自分で水分・塩分を取れなければ病院へ受診しましょう。
重症:突然転倒したり、反応が鈍くなる等少しでも意識障害がある場合は緊急性を要します。対処法はすぐに救急車を呼び、応急手当しましょう。
予防法のまとめとしては、外出する時は帽子をかぶらせ、薄着にし、こまめに水分補給しましょう。また、長時間、外で過ごす時は時々室内や木陰で休ませたり休息も忘れずに行いましょう。また、水分は1ℓに対して1~2gの塩分を加えた物が良いでしょう。体調が悪い時は無理をせずお家で休みましょう。赤ちゃんもバギーに長時間いると熱がこもってしまいます(通常大人の暑いと感じるのと子供の高さで感じる温度は3℃ぐらいの差があります)ので、適度に抱っこし、水分をあげて下さい。親御さんが子どもの環境管理を整えてあげて下さいね。
【土曜日午後の診療担当医】 
 土曜日午後 6/2・16・23 森
          6/9・30 木下 
【森:右足首骨折】
 5/27に転倒して右足首を骨折しました。1~2ヶ月ギブス固定が必要です。診察は普通にできますが、移動が困難なので患者さんにご迷惑をかけるかもしれません。
【受付より】 待ち時間・診療時間について
 診察券が新しくなる予定です。古い診察券の診療時間に変更がございます。
 水曜日:午前も診療あり 土曜日:昼12時まで午後も診療あり 
【病時保育室みどりキッズより】 
 「おはよう、オレ今日来た!」と4歳の男の子。その日の同室の子は1歳代の赤ちゃんばかり。そんな時は保育士が遊び相手!「今日は何をして遊ぼうか」と思っていた所に5歳の女の子が来た後は1日中一緒の保育園じゃなかったかな?と思うくらいに仲良く過ごし、保育士は赤ちゃんが2人の邪魔をしないように見守るだけでした。