もり小児科院内便り みどりまちキッズ
【今はやっている病気】
 インフルエンザはGW明けから見なくなりましたが、下旬に2人A型がありました。これからはないと思います。嘔吐下痢症は少ないながら続いています。5月には、ヘルパンギーナや手足口病が多かったですが、6月も続くでしょう。りんご病や水痘の小流行が続いています。溶連菌感染症、おたふくかぜ、アデノウイルス感染症(目が赤くなればプール熱)はわずかです。マイコプラズマ気管支炎、百日咳はほぼありません。麻疹、風疹は見ていません。
【看護師より】 防災対策−その2−(地震の時)
 この度、東日本大震災の被害に合われた方、また、ご親戚等で被害に合われた方に心よりお見舞い申し上げます。今回は広島で地震が起こった時についてお話しましょう。広島は、津波による被害は少ないと思われますが、地震はいつ起こるかわかりません。万が一に備えて、避難場所や備蓄品の確認をしておきましょう。

1.安全な避難場所の確認
広島市南区の避難場所:比治山公園、県立広島高校、皆実高校グラウンド、競輪場、出島西公園、宇品第一公園、マツダスタジアム

2.正確な情報収集と冷静な対応
パニック状態になると思いますが、ラジオ等で正確な情報に基づいて行動しましょう。

3.常備品の確認
いろいろありますが、今回は赤ちゃんのいる場合を想定した場合において;オムツ、タオル、毛布、着替え、ミルク缶、哺乳瓶、ビニール袋、乳児医療証や保険証のコピー。
 地震等、自然災害は予期せぬ時におこりますので、日頃の災害に対する心得が大切です。地震が発生した時に、家族1人ひとりがどのような対処をすべきか、日頃から話し合っておきましょう。
 震災後の子どもの心のケアにおいては、「がんばりなさい」ではなく、「怖かったね、がんばろうね」と共感してあげる事が大事だそうです。
【受付より】 保険証について(予防接種時)
 予防接種・健診の時間に来られた患者様へ:保険証を母子手帳のポケットに入れないようにお願いします。ポケットより落ちる危険性がございます。基本的に予防接種・健診時は保険証はいらないのですが、初診やお薬が出た場合は必要な場合がありますので、必ずお手元にお持ち下さい。 
【午後の予防接種枠について】 
 6/7大河小健診、6/10翠小職員健診のため、予防接種の時間が取れません。15時から診療します。
【薬の管理について】
 梅雨の時期で、湿気が増えてきました。お薬も湿気の影響を受けやすいので注意しましょう。半年以上のお薬は新しく処方してもらった方がいいでしょう。錠剤は比較的長持ちします。
【スタッフが変わりました】
 4月より、看護師の大橋がスタッフになりました。よろしくお願いいたします。
【病時保育室みどりキッズより】 
 病児保育室は、ほとんど毎日子どもの顔ぶれが変わります。その日のご利用人数や病気の種類によって、保育士の人数も変わってくるので例え連続でご利用になっても担当する保育士が同じとは限りませんが、前日の担当者に話を聞いたり、記録を参考にしたりし、子どもに不安を与えないように努力しています。