もり小児科院内便り みどりまちキッズ
【今はやっている病気】
 インフルエンザは3月中旬まで1日10人前後が続き、3月下旬から減少しました。3月はB型が多く、一部A型でした。今シーズンのインフルエンザは全身状態のよい子がほとんどでした。3月半ばから嘔吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)が増加しています。症状は嘔吐で始まるお子さんが多く、嘔吐は半日(少数で2〜3日)、下痢は3〜7日、一部のお子さんは発熱が半日(極少数で2〜3日)あります。普通のカゼも多いです。乳児がかかると重症化することのあるRSウイルス気管支炎はかなり減少しました。溶連菌感染症、りんご病は小流行中です。水痘、おたふくかぜ、アデノウイルス感染症(目が赤くなればプール熱)、マイコプラズマ気管支炎はわずかです。麻疹、風疹、百日咳は見ていません。
【看護師より】 子どもの事故は予防できる
 「子どもの事故は予防できる」特別講演に参加してきました。子どもの事故は親の不注意というのは間違っている、子どもは突拍子もない行動をとるので、親の注意では行き届かない部分があります。その為、社会全体でこの事を認識して、事故が起こってもケガが最小限に済むようにみんなで考えないといけないという内容でした。
 まず、乳幼児の事故はほとんどが家の中で起こっています。死亡原因は0歳児は窒息、1〜4歳児は交通事故が多いです。事故を予防するには、子どもの身体的・精神的特徴を知る事が大切です。日々運動機能も発達しますし、昨日できなかった事が今日できるようになったり、興味を示したらそれに向かってつっぱしります。また、頭が重い為、バランスが取れず容易に転びます。

<一部事故の事例を紹介しましょう>
・テーブルクロスをひっぱって熱い物がかかった
・タバコ、大人の薬を飲み込んだ
・ピーナツ等豆類を食べて気管に入り窒息しそうになった(ピーナツは水を含むと大きくなるそうです)

 子どもの事故を守るのは大人の子どもに対する正しい認識が必要であり、当院でも乳児健診の際に、説明させてもらっています。大半のお母さんは、ヒヤッとした体験をしています。過保護に行動制限をしたりするのはいけないと思いますが、気をつける事で事故は半減できます。   
【受付より】 乳児医療費の期限確認を
 乳児医療受給者証には有効期限がありますので確認の方をお願いします。期限が切れていた場合には、一部負担金を頂く事がありますのでご了承下さい。また、受診の際は診察券の提示をお願いします。
【ヒブ・肺炎球菌ワクチン再開について】 
 ヒブ・小児用肺炎球菌ワクチンは、接種後に死亡されたお子さんが複数おられたことから3/4より接種見合わせになっていました。3/24厚労省の委員会でワクチン並びに同時接種と死亡との因果関係が認められないとのことで、4/1から接種再開になりました。
【病時保育室みどりキッズより】 
 先月に引き続き、3月中旬まではインフルエンザA・B、下旬は嘔吐下痢症のご利用が多く感冒の患者さんをほとんどお断りしないといけない状況でした。今月はインフルエンザも終息に向かうと思いますので、受け入れもスムーズになるかと思います。