もり小児科院内便り みどりまちキッズ
【新年のご挨拶】
 もり小児科を開業して今春で9年になります。地域の小児科医院として、子どもの病気に質の良い診療の提供ができることを目指しています。医療以外に子育て支援も地域の小児科医院の大切な仕事と考え、スタッフ一同で取り組んでいます。子育て支援の1つある「病児保育室みどりキッズ」は開設から5年が経ちますが、毎年利用者が増えています。今後も良質な病児保育室を維持していきたいと考えています。又学校保健、保健センターや医師会の活動を通して子どもの健やかな発育と成長の応援をしていきたいと思っています。本年も地域の皆さまに支えられ、診療と子育て支援を行ってまいります。子どもの笑顔、頑張り、成長を医院で見させて頂いて大変感謝しております。本年もよろしくお願い申し上げます。
【今はやっている病気】
 インフルエンザが見られるようになりました。12/10に初めてA型が陽性になりました。その後1〜2日に1人陽性が続き、12月は計16人でA型が陽性でした(B型がゼロ)。一方陰性は40人で、未だこの辺りは流行地域になっていないと思われました。冬休みが明けて流行期に入ると推測しています。現在は、咳や鼻水の普通のカゼが一番多いです。夏から流行っていた咳や鼻水がなく発熱だけの子も1日に数人受診されています。9月下旬からあった気管支炎が重症化するRSウイルス感染症は、12月も見られましたが、減少しています。嘔吐下痢症は12月引き続きたくさんおられました。嘔吐は半日程度で消失するお子さんがほとんどでした。溶連菌感染症も12月はとても多かったです。1月も多いでしょう。水痘は流行している保育園があります。おたふくかぜは中区で流行していて南区でも見られ始め、これらから流行するのではないと思っています。熱だけの病気であるアデノウイルス感染症(目が赤くなればプール熱)はわずかです。りんご病が1人おられました。麻疹と風疹は見ていません。
【受付より】 駐車場の利用について
 開業以来、5台の狭い駐車場しかなく、冬季は駐車できなくてしばしば待っていただいていました。また医院の前を通行する車や歩行者にもご迷惑をかけていまして、たいへん申し訳なく思っていましたが、適当な場所がなく諦めていました。昨年末になって幸運にも隣地に駐車場ができ、使わせていただけることになりました。ゆったりした駐車場を作っていただきましたので、事故のないようにご利用ください。
 それに伴って受付が混み合う事がありますので、ご協力下さい。診察券や保険証、乳児医療証の提示の方お願いします。
【ワクチンに関するおもしろ大作戦】 
 インフルエンザワクチン接種を受けに来るのに子ども達がいろいろ作戦を練って来ていました。その中でもおもしろかった作戦を教えましょう。兄弟でなぞなぞをして考えている時に打つ、一人が片方の手をつねった時に打つ、兄弟でにらめっこしまがら打つ等ありました。子供なりにいろいろ考えてきているのですごいな〜と感心していました。
【病時保育室みどりキッズより】 
 12月のご利用119人、お断りした数20人。一年間のご利用数1027人の子ども達をお預かりしました。今年もスタッフ一同頑張ります。