【今はやっている病気】
9月下旬から咳や鼻水があるいわゆるカゼが増えてきました。咳や鼻水がなく発熱だけの夏カゼは随分減りました。0〜2歳くらいの子どもで気管支炎がひどくなるRS感染症がみられています。溶連菌感染症や熱だけの病気であるアデノウイルス感染症(目が赤くなればプール熱)、水痘、嘔吐下痢症はわずかにみられています。麻しん、おたふくかぜ、りんご病は見ていません。 |
【看護師より】 〜小児のメタボリックについて〜
最近では、大人のメタボについてはニュース等で話題になっていますが、子供においてもメタボが問題になってきています。中でも生活習慣が刷り込まれる幼児期は、肥満を予防する為には重要であると考えられています。
日本では、小・中学生の10人に1〜2人が肥満であると言われています。肥満の原因は様々ですが、食生活の欧米化、夜型生活、コンビニの増加に伴う食生活の変化があげられます。又、外遊びをしなくなり、運動する機会が減っています。遊びの文化の変化も一つの原因ではないかと思います。肥満になると将来、成人病(糖尿病や動脈硬化等)になる危険性が高くなります。
しかし、時代のせいばかりにしてもいられません!まだ間に合います。これから家族みんなで生活習慣の見直しをしましょう。
★メタボにならない為のワンポイントアドバイス
1.早食いをしないようによく噛んで食べる
2.大豆や野菜・海藻類を加えた食事内容
3.1週間の食生活の記録をしてカロリーのチェックをしてみる
4.親子で毎日30分運動する時間を作る
5.早寝早起き、朝ごはんを心がける
*家族みんなで健康を考える時間を作りましょう。毎日の心がけ次第です!! |
【もりニュース】 全国小児科学会に参加しました
8月末に名古屋で行われた研修会に参加しました。とてもよいお話ばかりでしたが、今回は家庭内事故についてお話します。幼児の死因の原因の1位は不慮の事故です。特に誤飲、転倒、熱傷は多く報告されています。直径39mm以下のものならなんでも口に入るので、誤飲や窒息の危険性があります。まずは、家庭内の環境整備から心がけていきましょう。事故はふとした瞬間に起こります。乳幼児の事故は未然に防げるものが多いです。安全管理は大人の重要な役目です。年齢別にみた事故例について、母子手帳に記載してありますので、参考にしてみてください。子ども達を皆さんで守っていきましょう。 |
【受付より】 インフルエンザワクチンについて
10月1日(水)から接種開始です。(予約制)
料金:1回目3,000円 2回目2,500円
(13才以上は1回でよい)
接種後2週間から効果が現れ、5〜6ヶ月持続します。年内に打てるように計画しましょう。
問診表を事前にお渡しする事もできます。スタッフに声をかけて下さい。 |
【病時保育室みどりキッズより】
病児保育の研修会に参加してきました。「食育の推進について」ですが、成長発育の為大人に比べて身体は小さくても多くのエネルギーや栄養を必要としています。食欲は一人ひとり違います。食事の量より中身を大切にしましょう。
中でもおやつは1日1回時間を決め、食事に差し支えのない量で消化のいい物を時には手作りをして愛情も一緒に与えてあげましょう。 |