もり小児科院内便り みどりまちキッズ
【今はやっている病気】
 インフルエンザは、4月に3人で、5月にはゼロと思っていましたが、5月は8人でインフルエンザ陽性でした。もう暑くなりましたので、6月こそゼロと思います。嘔吐下痢症も冬の病気ですが、5月も多くはないけど毎日患者さんがおられました。5月に入って、咳や鼻水がなく熱だけ半日〜2日のカゼが増えてきました。急に高熱が出ますが、多くの場合全身状態は良好です。熱だけの病気であるアデノ感染症(目が赤くなればプール熱)や溶連菌感染症も流行中です。水痘は小流行が続いています。りんご病は少しおられます。麻しんやおたふくかぜは診ていません。5月は確実な百日咳のお子さんはおられませんでしたが、乳児は非常に重症化しますので、生後3ヶ月を過ぎたら早期に三種混合ワクチンを受けましょう。
【看護師より】  〜溶連菌について〜
 溶連菌という細菌がのどに感染して、のど痛や熱がでる病気です。体や手足に赤い小発疹が出て、舌はイチゴのようなブツブツが出る事があります。発疹は痒みを伴う事もあります。飛沫感染で、潜伏期間は2日〜7日です。
 のどの検査で溶連菌がいることがはっきりしたら、抗生剤を10日間飲みます。1日か2日で熱が下がり、のどの痛みも消えます。でも途中で薬をやめてしまうと再発します。薬をきっちり飲まないとリウマチ熱や急性腎炎をおこすことがありますから、指示通りに最後まで飲むことが大切です。薬を飲み終えたら腎炎の検査の為、尿検査を行います。

1. 家族にもうつります:兄弟や両親に同じような症状があれば、検査を受けてください。
2. 食べ物:のどの痛いときは、熱いものや辛いもの、すっぱいものは避けましょう。
 
 抗生剤で急速に溶連菌は減少しますので、飲み始めてから24時間以上たっていれば、他のお子さんにはうつりません。薬を一日分飲み終わった翌日から登園(登校)可能です。
【もりニュース】 感動の絵本みつけました!
 「くまとやまねこ」という感動の絵本を読みました。話の内容は、突然最愛の友達、ことりを亡くしてしまい悲しみのあまり、心を閉ざしてしまいます。時は流れ、くまの心にも変化が訪れて・・・。作者は、身近な大切な人が亡くなると自分自身の一部が死ぬ事と等しい。死んだ自分を抱えている間は時間が止まったように思えるけど、時間は流れていて何もしていないように思えても心に深い変化をもたらしていると言われていました。大事なものを失い、再び立ち上がるまでに時間はかかるけれど、きっと立ち直れるんだと大人も子供も勇気をもらえる本です。
【受付より】 麻疹・風疹ワクチンについて
 咋年の麻疹の集団発生を受け、今年から中学1年生高校3年生を対象に、麻疹風疹混合ワクチンを接種するようになりました。接種対象者には券が送られてきていると思います。
【病時保育室みどりキッズより】 
 赤ちゃんから小学3年生までお預かりする病児保育ですが、お兄ちゃんがトイレに行くとオムツ組の子供も「しっこ行く!」と真似たり、泣いている赤ちゃんを見て「赤ちゃん泣いてるよ。」と気にかけてくれたり。異年齢保育だからこその思いやりや、やってみようの気持ちが伝わってきて嬉しく思います。