【はじめに】
4月になりました。ご入園・ご入学されるお子様、おめでとうございます。新学期を迎えるお子様も元気で過ごしてがんばってほしいです。 |
【今はやっている病気】
インフルエンザは、3月に入っても毎日数人の患者さんがおられましたが、3月下旬にはほぼゼロになりました。その代わりではないのですが、嘔吐下痢症が増えて持続しています。11月〜1月の嘔吐下痢症より、嘔吐や熱の期間がやや長い傾向にあります。溶連菌感染症と水痘、百日咳が小流行中です。高熱が続くアデノ感染症(目が赤くなればプール熱)やりんご病は極わずかです。おたふくかぜはほとんど見ません。広島市内で麻疹(はしか)の発生報告があります。1歳を過ぎたお子さんは早めに麻疹ワクチンを接種しましょう。 |
【看護師より】 〜百日咳について〜
今回は百日咳についてお話しましょう。百日咳は、1970年代後半に流行がみられ、113名の死者を出した病気です。今年、大人の方も罹ったと言う事をよく聞きます。
症状としては、最初かぜのような症状ではじまり、次第に症状が強くなり、顔を真っ赤にしてコンコンコンと連続的に咳き込むようになります。咳の後、笛を吹くような音が出ます。熱は微熱程度です。咳が続くと顔色が青くなり、呼吸困難になる危険もあります。乳幼児では、肺炎・脳症等の重い合併症を引き起こす事もあります。
治るまでに、4〜6週間、完全に治るには3ヶ月かかります。予防としては、生後3ヶ月から三種混合のワクチン接種が有効です。治療は、抗生剤の内服、ひどい場合は入院する事もあります。
ケアとしては、咳が続く時は、身体を起こして背中をポンポンと軽く叩いて痰を出しやすくしてあげましょう。食事は咳き込みがしんどいので、消化のよい物を量を少なめに回数を多くしてあげましょう。酸味の強い物や味の濃い物は、咳を誘発する恐れがあります。内服薬をきちんと飲ませて、水分をしっかり取りましょう。
顔色が悪かったり、息がしんどそうな時は、夜間でも早めに受診しましょう。
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【もりニュース】 BCGが個別接種に!
集団接種だったBCGが個別接種になりました。よって、かかりつけ医での接種となりますので、3ヶ月を過ぎたお子様は予約随時受付中です。生後6ヶ月までに接種しましょう。 |
【受付より】 保険証・診察券の提示を!!
月初めには保険証、乳児医療券、診察券の提示をよろしくお願いいたします。乳児医療券は期限が切れている事もあります。確認お願いします。
受付の福本が正社員として、スタッフの一員になりました。暖かいご支援よろしくお願します。 |
【病時保育室みどりキッズより】
☆お知らせ☆
4月から病児保育の料金が変更します
1日2500円→2000円になります。
(5時間以内の場合は1500円にて変更なし)
又、小学3年生のお子様までお預かりできます。
詳しくはスタッフにお気軽にお尋ね下さい。
☆ご利用の際のお願い☆
キャンセル待ちもありますので、当日、ご利用の有無に関わらず、予約された場合は朝7時半から8時までの間に必ずお電話下さい。 |