【今はやっている病気】 　嘔吐下痢症が10月から流行しています。症状はまず嘔吐が半日程度あり、下痢が数日続きます。嘔吐下痢の程度や期間には個人差が大きい病気ですが、今は軽症がほとんどで重症の子は稀です。咳や鼻水を伴う普通のカゼも多いです。一方、熱だけが1-2日のカゼもまだ見られています。高熱が続くアデノ感染症（目が赤くなればプール熱）や溶連菌感染症が少し増えてきました。水痘やおたふくかぜも少ないながらみられています。年長児を中心にみられていた熱と咳が続くマイコプラズマ感染症はほとんどなくなりました。 【看護師より】　〜下痢の時のケア〜 　嘔吐下痢症（ウイルス性胃腸炎）が流行しています。今回は下痢の時の家庭でのケアをお話しましょう。診察後、整腸剤が出されると思いますが、下痢がすぐに止まったからといって飲むのをやめずに飲みきりましょう。食事にも気をつける必要があります。乳児に関しては離乳食をワンランク下げるか、無理せずに母乳、ミルクだけでもかまいません。幼児期以降のお子さんに関しては、栄養の事はあまり気にせずに、食欲がない時に無理に食べさせなくてもかまいませんが、水分はしっかり与えるようにしましょう。冷たい物、脂っこい物は避けましょう。牛乳等は消化に悪いので、イオン水、お茶にしましょう。その他、消化液が皮膚を刺激してお尻が赤くなったり、ただれたりするので、こまめにオムツを替えてあげ、ぬるま湯で洗い流してあげましょう。お尻のただれが、気になる場合は、ひどくなる前に医師に相談しましょう。皮膚の状態によって軟膏が処方されます。今年は親御さんにもよく流行ります。手洗いをしっかり行いましょう。 【おしり洗いの方法】 　食器洗剤の空容器に、ぬるま湯を入れてオムツを交換する度に流してあげるといいでしょう。 その他、お茶の茶殻をガーゼに包んでお尻を拭いてあげるのもカテキン効果で殺菌にもなりますよ。まめ知識としてご参考にして下さい。 【もりニュース】 　トイレに赤ちゃん用の椅子とオムツ交換台が設置されました。ぜひご利用下さいね。 　 おくすり嫌いの子どもたちへ、手作り絵本を作成しました。絵本コーナーに置いてありますので、読んでみて下さいね。 　患者さんが増えてきて待ち時間が多くなってきました。なかなかゆっくりお話できるお時間がありませんが、御遠慮なく話しかけて下さいね。また、駐車場も込み合いますので御協力お願いします。 【受付より】 　※年末年始診察のお知らせ※ 　12月30日〜１月４日まで休診いたします。 【病時保育室みどりキッズより変更事項】 ☆お預かり開始時間が　８：３０→８：００ ☆保育料が１日3，000円→2，500円 　5時間以内（土曜日）1，500円 ☆土曜日もお預かりいたします ※但し８：００〜１３：００ 完全予約制（当日不可）、定員2名、弁当持参 ☆11月から「紹介制度」ができました。☆ 　みどりキッズが定員を超えた場合に、他の病児保育室に紹介すると登録料が免除になります。 （但し紹介なしでの初めてのご利用は登録料をいただくようになりますのでご了承下さい。） 詳しくはスタッフにお聞き下さい。