もり小児科院内便り みどりまちキッズ
【はじめに】
 今年の5月は雨の日が多かったですね。気温差も激しく体調を崩されたお子様も例年より多かったように思います。
【今はやっている病気】
 気候が良くなりましたが、風邪が多いです。熱が5〜6日続き咳のひどいウイルス性の気管支炎が多くはないですが続いています。夏風邪と思われる熱だけの風邪も見られています。一方、冬の病気である嘔吐下痢症もまだ見られます。溶連菌感染症やおたふくかぜ、水痘の流行も続いています。少ないですが高熱が続くアデノ感染症やリンゴ病もみられます。
【看護師より】〜発熱の時の対処法〜
 子供さんの症状で親御さんが一番心配なのは、熱が下がらない、高熱が続く事ですよね。発熱の大部分は、風邪ウイルスによって引き起こされます。風邪ウイルスは200種類以上もあります。発熱はこのウイルスと体が闘っている状態、つまり熱がある事によって、体が病気を治しているのです。よく親御さんが「熱が高い時はウイルスを退治してくれるので坐薬を使わない方がいいんですよね?」という声を耳にします。この事は半ば間違ってはいませんが、子供の場合熱により心拍が上昇し、脱水や体力消耗を起こしてしまう事があります。状態に応じて解熱剤を使って熱を下げる事により子供さんの痛みや苦痛が緩和できます。

次にケアとしては・・・
 1.子供が十分に安静を保てるような環境づくり
 2.水分をこまめに与える
 ※解熱剤によって熱が下がっている時に、水分を与えるのが効果的です。
 3.手足が冷たい時は保温してあげる
 ※手足が冷たい時や悪寒がある時はまだ熱が上がる可能性があります。
 4.38.5度以上でしんどそうであれば、解熱剤を使ってあげる
解熱剤の使い方については、当院にパンフレットがございます。
【子供の体内リズムと生活リズム】
 日に当たる事は、体内リズムを調節させる作用があります。最近の子供達はテレビゲームの普及により屋内で遊ぶ事が多く、日に当たる機会が減っています。体を動かさなければ、エネルギーの消費も少なく、日も当たらないのでカルシウムの生成も減り、骨ももろくなったり、いらいらしたりします。体内リズムも乱れるので眠くなる時期に眠気が起こらず夜更かしする事になってしまいます。こうした悪循環が子供の心身の健康に影響を及ぼします。親御さんにとってできる事としては生活のリズムを作ってあげるという事です。子供が1日の生活リズムをメリハリを持って過ごせるように、活動と休息のバランスをとってあげましょう。
【受付より】
 6月9日の予防接種は15時からです。
【病時保育室みどりキッズより】
 5月から新しく保育士が入りましたのでよろしくお願いいたします。なお、水痘、おたふくかぜ等の感染症もお預かりしています。ご利用下さいね。