【はじめに】
新学期が始まりましたが、まだ肌寒い日が続いており、4月は体調を崩すお子さんが多かったように感じます。5月になるとぽかぽか暖かくなるでしょうから、楽しいゴールデンウィークが過ごせるといいですね。 |
【今はやっている病気】
普通のカゼが一番多いですが、痰を伴う咳が続く子がたくさんおられます。熱が5〜6日続く咳がひどい気管支炎が2月下旬から続いています。暖かくなりましたが、冬の病気である嘔吐下痢症もまだ見られています。溶連菌感染症やおたふくかぜと水痘の流行も続いています。少ないですが高熱が続くアデノ感染症も見られています。 |
【看護師より】〜ご家庭での咳の対処法〜
最近、風邪の中でも咳のひどいお子さんが多いように思います。特に、夜から朝方にかけて咳が増えて眠れなかったという声を耳にします。お子さんにとってはとてもつらいでしょうね。咳は気管に入ってきた異物を吐き出す為の防衛反応です。風邪による物が主で、風邪ウイルスが気管支粘膜を刺激し、炎症を起こす事が原因です。治療としては、咳を鎮める為の鎮咳剤やからんだ痰を軟らかく去痰剤が処方されます。ここでは、ご家庭でできるケアについて、少しお話したいと思います。
部屋は25度前後、湿度60%ぐらいに保つとよいでしょう。気管の渇きを和らげ、痰が軟らかくなるように水分補給も十分にしてあげ、発熱がなければお風呂に入れて、自然に湯気を吸わせてあげるのも効果的です。ただし、湯冷めをしないようにすぐに休ませてあげて下さい。その他、背中をポンポンと叩いたり、少し体を起こして寝かせてあげると、痰が出やすくなり、呼吸も楽にできるでしょう。咳の中でもケンケンと犬の鳴くような咳や、ヒューヒューと喘息のような音をするような時は、早めに受診した方が良い場合があります。 |
【子供の足と健康】
子供が大人と同じような歩行動作ができるのには10年近くかかります。足の骨が形成される時期に足に合わない靴を履かせると発達を阻害し、変形したり、偏平足になったりします。
親御さんも子供さんの靴を選ぶ時、以下のような事に注意してあげるといいでしょう。
1.つま先は広く高さがあるか
2.つま先が少し地面から上がっているか
3.微調整のできるマジックベルトが理想的
4.適度に弾力性のある底材か
単純に品質やデザインがすぐれているからだけでなく、きちんと足の事を考えた「健康」を意識してみて選んで下さいね。 |
【受付より】
5月は保育園、幼稚園、学校の健診やポリオの診察に先生が行くので。午後2〜3時の予防接種、乳児健診がない日があります。以下の通りですので、気をつけて下さいね。
5月9、12、18、19、23、25日 |
【病時保育室みどりキッズより】
みどりキッズを利用される親御さんは、保育室が子供に馴染める環境か、不安も大きいと思います。利用前に保育室内を見学されたい方はお気軽にスタッフに声をかけて下さい。ご利用の繊細についてはパンフレットをご参照下さいね。 |